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保安検査45秒以内、タンソンニャット国際空港混雑で交通副大臣要請
<写真:VN Express>
ベトナム国内で旅行需要が増加し、タンソンニャット国際空港が混雑していることについて、Le Anh Tuan交通副大臣は保安検査場スタッフや検査レーンを増員・増設し、1人あたりの検査を45秒以内に終わらせるよう要請した。
過去数週間でタンソンニャット国際空港では搭乗客が増加しており、保安検査場では1時間以上の待ち時間が出ていた。
14日〜19日の間、1日に8万人が同空港を利用したという。
Tuan交通副大臣は20日、ベトナム空港会社(ACV)とタンソンニャット国際空港取締役会との会議で今回の要請を行なった。
同副大臣は、航空会社によるフライトの欠航なども空港の混雑に繋がるため、ベトナム民間航空局(CAAV)に対して主要空港での1時間ごとの発着回数を確認するよう要請した。
また、混雑の理由として、同副大臣は医療申告も問題となっていると指摘。これまで保安検査官が医療申告の確認を行っていたものの、混雑を緩和するため航空会社のスタッフが確認を行うべきだとした。
ACVのNguyen Duc Hung氏は、タンソンニャット国際空港での混雑について、保安検査場の検査レーン数に限りがあると説明。
タンソンニャット国際空港の保安検査場の処理能力は1時間に3300人だが、17日午前6〜7時の間には5100人以上が列を作っていたという。
さらに、CAAVのDinh Viet Thang氏は、搭乗客の10%に対して無作為に2次的セキュリティー検査を行っていることが混雑につながっていると指摘した。
これを受け、ACVは保安検査場のスクリーニングシステムを最大限に運用し、国際線ターミナルから5台のスキャナーを国内線ターミナルに移動したという。
空港当局はまた、空港の混雑を緩和するため、ピーク時のフライト数を調整したという。
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