ホーチミン市 低所得者向け社会住宅1300戸を建設へ

2022年04月21日(木)10時41分 公開
ホーチミン市 低所得者向け社会住宅1300戸を建設へ

〈写真:VnExpress〉

 

ホーチミン市は今月、トゥードゥック市とビンチャイン区に労働者や低所得者向けの社会住宅1300戸を建設する予定である。

 

同市建設局によると、この公共住宅プロジェクトは、労働者や低所得者が利用しやすい低価格の住宅を建設し、老朽化したアパートや貧民街を取り替えるための施策の1つである。

 

2つの公共住宅プロジェクトはトゥードゥック市で行われる予定で、その中にはリンチュンとロンチュオンにあるリンチュン2輸出加工区の労働者向け住宅も含まれる。

 

これらのプロジェクトは1086世帯、1万9400平方メートルに及び、来週には建設が開始される予定である。

 

ビンチャイン区では、ビン・フンコミューンの公共住宅プロジェクトが26日に着工し、242戸、総面積3700平方メートルの住宅が建設される予定だ。

 

新築住宅のほか、同市はビンタイン区にあるタンダ団地の一部を改修し、1750戸の住宅を建設する予定である。対象のアパートは1975年以前に建てられたもので、現在は老朽化している。

 

2016年〜2020年にかけて、同市は120万平方メートル相当以上の公共住宅を建設し、6万6000人以上の人々に住居を提供していた。

 

同市労働連合によると、市内の約130万人の労働者が住宅を要求しているが、工業団地の集合住宅やその他の住宅プロジェクトに住んでいるのは約3%に過ぎず、残りはほとんど小さな老朽化したアパートに住んでいる。

 

労働者は家賃を払うだけで収入の15%を費やすことさえある。

 

昨年、同市人民委員会のファン・ヴァン・マイ委員長は、老朽化したアパートの代わりに、低所得者でも利用できる低価格の住宅を100万戸建設するとしていた。

 

 

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