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マンゴーフェスティバル開催、メコンデルタ地方に数千人の観光客
〈写真:Tuoi Tre〉
6日夜、ベトナムのメコンデルタ地方にあるドンタップ省に数千人の人々が集まり、今週8日まで開催される壮大なマンゴー祭りの開会式に参加した。
ドンタップ省の省都であるカオイン市の人民委員会は6日夜、第一回目となる「カオライン・マンゴーフェスティバル2022」を開幕させ、数千人の観光客を惹きつけた。
初日の夜には、ベトナムの民族衣装であるアオザイを着た数百人の女性がマンゴーを背景に写真を撮るなど、祭りの会場は多くの観光客で埋め尽くされた。
このフェスティバルでは、ドンタップ省のさまざまな特産品のマンゴーが紹介されている。
このフェスティバルを訪れた人々は、このイベントをベトナムのマンゴーを世界に発信する機会として捉えていると語った。
同フェスティバルでは、ベトナム青果協会の下にマンゴー協会を立ち上げ、カオライン市のマンゴーをはじめ、無数のマンゴーやマンゴー製品を展示・紹介・宣伝するエリア、電子商取引企業のためのエリアなど、さまざまな活動を通してマンゴー製品のマーケティングと省内外の消費者へのカオライン市のマンゴー紹介を目指している。
また、マンゴーの美味しさを競うコンテスト、マンゴー農家と職人の記念式典、マンゴーのプロダクトチェーン開発に関する会議なども開催される。
カオライン市人民委員会のボー・ファン・タイン・ミン委員長によると、同市と周辺地区が省内のマンゴー栽培面積の60%を占めており、年間7万トンのマンゴーが日本、韓国、米国、オーストラリア、中国、ヨーロッパに輸出されている。
同市ではマンゴーを加工して、歯ごたえのあるドライマンゴー、マンゴーライスペーパー、マンゴー酒、マンゴーキャンディーなど、さまざまな製品を製造している。
中には、OCOP(One Commune, One Product)規格の3つ星や4つ星を獲得しているものもある。
カオライン・マンゴーフェスティバルは、ドンタップ省のマンゴー産業の再建に欠かせない農民と企業の関係を構築し、カオライン・マンゴーの地位を向上させることが期待されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。