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ベトナム人労働者、カンボジアのカジノから脱走し不法帰国
<写真:tuoitrenews>
ベトナム人労働者42人がカンボジアのカジノから脱走し、川を泳いでベトナムへの帰国を試みた事件でカジノの中国人支配人が逮捕された。
22日、カンボジア入国管理局のKeo Vannthan将軍はメディアに対して、問題となっているカジノ「Golden Phoenix Entertainment Casino」の支配人とされている身元不明の中国人を逮捕したことを明らかにした。
カジノから脱走したベトナム人労働者のうち40人はアンザン省アンフー地区警察によって拘留されているが、残り2人のうち1人は川に流され、もう1人はカジノの警備員によって拘束された。
帰国した労働者のうち9人は軽傷を負い、地元の医療従事者から治療を受けている。
同省警察のホア大佐によると、現在は不法帰国者の処理について上官からの命令を待っており、同大佐が指揮するチームは行方不明者の捜索を続けている。
18日午前9時45分頃、国境警備隊員によってロンビン国境警備所付近で男性35人と女性5人の不法帰国者が発見された。
帰国したベトナム人労働者らによると、カジノではオンラインゲームの監視業務を任されていたが、休養が許されないほどの状態で残業も多く、無給であったという。
不法帰国の計画を立てた後にカジノのゲートまで走って逃げ、ベトナムとカンボジアの自然的国境であるビンディ川を泳いで渡って帰国した。
同省警察によると、2000人以上のベトナム人がカジノで働くためにカンボジアに密入国していたことが明らかになっており、同省は公安省にカンボジアへの密入国を調査する専門チームの設置を提案している。
2022年上半期にはベトナムとカンボジアの当局が協力し、カンボジアで強制的に働かされていた労働者250人以上の救出を行っている。
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