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サムスン、ベトナムへ33億ドルの投資拡大を約束
<写真:tuoi tre>
サムスン電子ベトナムのチョイ・ジュ・ホ社長はベトナムへの投資を拡大し、今年末までにベトナムへの投資総額を33億ドル(約4758億2865万円)増の215億ドル(約3兆1000億円)にすることを発表した。
チョイ社長によると、同社はベトナムの投資環境を信頼し、投資方針を維持し続ける方針としており、今回の投資増加は同国への長期的かつ継続的な投資戦略へのコミットメントを示すものである。
2020年初めにベトナムを襲った新型コロナウイルスの大流行による数々の困難にもかかわらず、同グループはあらゆるビジネス上の障害を克服し、同国への投資を維持・拡大してきた。
サムスンのベトナムにおける累積資本は2021年末に182億ドル(約2兆6232億円)であったが、今年中に33億ドル(約4756億円)の追加を行い、2022年末には215億ドル(約3兆988億円)まで引き上げる予定である。
タイグエン省のサムスン電機に12億ドル(約1729億8420万円)を投じ、半導体の重要部品である「FC-BGA」の生産を開始する。
今年中には全ての製造準備が完了する見込みで、最初の部品は2023年7月に発売される可能性が高い。
ハノイ市にサムスンの研究開発(R&D)センターを建設する2億2000万ドル(約317億1355万円)のプロジェクトの進捗状況については、現時点で建設工事の90%が完了しており、今年末までに完了する予定である。
同R&Dセンターでは新製品開発だけではなく、人工知能(AI)や5Gネットワークなどの先端技術の応用促進も注力して行われる。
韓国は2030年5月から10月にかけて「Transforming Our World, Navigating Toward a Better Future」をテーマにした釜山万博の広報活動を広く進めており、チョイ社長は韓国とベトナム双方の企業にとってハイテク製品を世界にアピールする良い機会だとして、ベトナムが万博に注目することを期待している。
8月5日にハノイ市で開催された会談で、サムスングループCEOのノ・テムン氏はファム・ミン・チン首相に対し、今年ベトナムに33億ドルを追加投資することを確認していた。
サムスンは現在、ベトナムに製造工場6箇所と研究開発センター1箇所、販売会社1社を含む8つの施設を有している。
ベトナム計画投資省によると、韓国は現在ベトナムで最大の海外投資家であり、2022年8月下旬までに総資本798億ドル(約11兆5008億円)以上の9383件のプロジェクトが記録されている。
これらのプロジェクトは19の経済分野に属し、国内63省・市のうち59地域で操業している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。