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ワールドカップ観戦需要、ベトナムでテレビ販売が急増
<写真:VnExpress>
ベトナムではワールドカップ開催の1ヶ月前にテレビ販売需要が急増することが通例となっているが、今回の「FIFAワールドカップカタール2022」では開催直前である20日前後から販売売上が急増している。
22日、ハノイ市在住のティンさん(32)はワールドカップ観戦のために、グエンチャイ通りの家電量販店で65インチのテレビを購入した。
年末には色々な出費が重なるため、経済的な余裕はないが、テレビの買い換えを最優先にしたという。
一部のスーパーマーケットや家電量販店は、この数日間に好調なテレビの売れ行きを記録しており、家電スーパーチェーンMediaMartではワールドカップ開幕日にテレビの販売売上が前週より約60%増加した。
他の販売店でも同様の状況となっており、CellphoneSでは開幕前後の販売売上が11月初旬と比較して約70%増加している。
販売店関係者によると、ベトナムの消費者トレンドが変化してきており、以前は40〜50インチのテレビが最も売れ筋の商品であったが、今年は55〜65インチが主流となった。
多くの販売店で1300万〜1500万ドン(約7万2680〜8万3860円)前後の価格帯で販売されている65インチのテレビがベストセラーを記録している。
ホーチミン市1区の電気店のオーナーによると、今年は複数のブランドが開幕直前に20%割引のプロモーションを実施したため、例年よりも販売のピークが遅くなったという。
今回のワールドカップ開催ではSamsungやLG、Coex、Xiaomiといったブランドが売上を大きく伸ばした。
また、プロジェクターの販売も急増しており、MediaMartではエプソンとソニー、パナソニックの商品が売れ筋で、約20%の伸びを示している。
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