ベトナム国内のマルウェア被害、約21兆ドンに達する

2022年12月16日(金)11時06分 公開
ベトナム国内のマルウェア被害、約21兆ドンに達する

<写真:VnExpress>

 

ベトナムのIT企業Bkavが14日に発表したセキュリティレポートによると、ベトナムの人々はマルウェアによって2022年に21兆2000億ドン(約1234億8027万円)の損失を被っている。

 

ベトナムでは過去1年間に約18万台のコンピュータが、主に感染メールを介してAdvanced Persistent Threats(APT)に感染したことが明らかになっている。

 

このマルウェアは感染したファイルを開いた瞬間に起動し、データの窃取やシステムの遠隔操作などを可能にする。

 

また、Bkavの専門家によると、過去1年間にサーバーを狙った大規模なランサムウェアの攻撃があったという。

 

2022年のランサムウェア攻撃は1万4500台以上のコンピュータが標的になったが、2021年は1000台程度にとどまっている。

 

Bkavの調査によると、ベトナムのユーザーの40%がデータのバックアップを行っていないか不適切な方法で行っており、大きな損失に繋がることやランサムウェアのターゲットになるとデータが復元できなくなったりすることが明らかになっている。

 

 

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