ハノイ市周辺で手製の爆竹による事故が増加

2023年01月05日(木)11時59分 公開
ハノイ市周辺で手製の爆竹による事故が増加

<写真:VnExpress>

 

旧正月(テト)を目前として、ハノイ市周辺では手製爆竹の爆発による火傷で、病院に搬送される若者が増加している。

 

Le Huu Trac国立火傷研究所のグエン・タイ・ゴック・ミン医師によると、1月2日には若者2人が爆竹による火傷で入院し、2人のうちの1人である16歳少年は身体の50%に火傷を負い、人工呼吸器を装着しなければならないほどであった。

 

もう1人の患者は17歳少年で、顔と首、胸、腕を中心に全身の15%に火傷を負い、現在も集中治療を受けている。

 

この2日前にはニンビン省の15歳少年が身体の30%以上に火傷を負って入院しており、少年の家族によると、手製の爆竹が爆発して服が燃え、火傷を負ったという。

 

別の16歳少年も全身の60%以上に火傷を負うとともに、熱で呼吸器系が焼けて危篤状態に陥り、点滴、酸素吸入、感染症の監視が必要な状態になっている。

 

医師によると、ベトナムでは年末になると爆竹関連の事故が増え、犠牲者の大半は15歳〜20歳の若者であるという。

 

ベトナムでは爆竹が禁止されているが、自分で爆竹を作ろうと試みる人が跡を絶たず、事故や怪我も頻発している。

 

爆竹の作成手順はオンライン上で容易に入手が可能で、必要な材料さえ揃えれば簡単に作成することが可能である。

 

しかし、手製の爆竹は危険性が非常に高く、爆発する可能性が高い。また、爆竹には爆発力だけではなく、硫黄やリンといった有毒な成分も含まれている。

 

 

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