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ホーチミンで猛暑による健康被害が増加、子供は特に注意が必要

2023年04月25日(火)13時31分 公開
ホーチミンで猛暑による健康被害が増加、子供は特に注意が必要

<写真:Tuoi Tre>

 

ホーチミン市をはじめとするベトナムの複数地域で、過去数日間の猛暑によって様々な種類の熱中症に罹る人が増加している。

 

国立水文気象予報センターによると、23日には全国各地で非常に暑い気温が観測されており、ホーチミン市の最高気温は36℃であったが、体感温度は40℃に達していたという。

 

同市医科学科大学傘下の大学医療センターのファン・タイ・ソン集中治療室副室長は、現在の暑い気候が全ての人を熱ストレスの危険に晒すと警告している。

 

熱ストレスの症状は疲労やめまい、頭痛、顔の赤み、混乱、呼吸困難、血圧低下、心拍数増加、場合によっては昏睡に至ることもあり、更に症状が重症化した場合には、腎不全や筋肉の破壊、腱の喪失、脳や心臓の損傷を受け、迅速な治療が行われなければ死に至る可能性があるという。

 

屋外労働者のリスクが最も高く、ホーチミン市在住のNさん(32)は不快な暑さによって慢性副鼻腔炎が再発し、頭痛や頻繁な鼻水、くしゃみ、副鼻腔痛に悩まされている。

 

ホーチミン市内の病院では、幼児が熱中症で医療機関を受診する数が増加傾向にあることが報告されており、第2小児病院では20%も増加しているという。

 

同病院の医師によると、急激な気温の変化によって子供が様々な要因で呼吸器や皮膚、胃腸の病気に掛かりやすくなっている。

 

こうした状況を受け、熱中症を予防するために十分な水分補給や明るい色のゆったりした服装の着用、午前11時〜午後2時までの屋外作業を制限することが勧告されている。

 

日中に外出する際はツバの広い帽子やフェイスマスク、眼鏡、衣服、作業帽などを十分に装備する必要があり、日中や暑い場所に長時間いることは避け、1時間程度作業した後は涼しい場所で休む必要がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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