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偽コーヒー数トンを摘発、製造地はホーチミン市とドンナイ省
<写真:Tuoi Tre>
ダクラク省警察はホーチミン市とドンナイ省で生産された数トンの偽コーヒーを発見し、23日に生産・取引組織の処理手続きを完了したことを明らかにした。
同省エアカル(Ea Kar)郡エアクノップ(Ea Knop)町警察は19日、同省バンメトート市へ向かう国道26号線でタインホア省在住のレー・ヴァン・コア氏(33)が運転する車両からコーヒーと見られる粉末約1.2トンを発見し、同氏に原産地を証明する書類の提示を求めた。
しかし、コア氏は書類を提示することができず、当局が実施した簡易検査でコーヒー粉末は不純物が多く混入した偽物であることが判明した。
その後、警察当局はドンナイ省チャンボム(Trang Bom)郡バクソン(Bac Son)街区にあるチョンチンというコーヒー製造施設を検査し、施設の所有者であるヴァン・バ・ズン氏は、偽コーヒーの輸送・販売を運転手や販売員に依頼していたことを認めた。
偽コーヒーはダクラク省やザライ省、フーイエン省、ニントゥアン省、ビントゥアン省、バリア=ブンタウ省、ベンチェ省、ビンズオン省、ビンフオック省、ダクノン省を含む多くの中部、南部、中部高原地方に出荷されていたことが明らかになっている。
同施設からは偽コーヒー9キログラム、偽コーヒー製造のための材料8袋、包装製品8箱、施設に設置された全ての機械が押収された。
20日にはダクラク省クロンナン(Krong Nang)郡でホーチミン市にあるタンビンキー社の従業員チン・ゴック・アン氏と運転手のゴー・コン・ソン氏が、重さ約60キログラムの偽造コーヒー120包を女性に販売しているところを摘発されている。
また、同社の車両からは621キログラムの偽コーヒー、ホーチミン市ビンチャイン郡にある生産施設からは約6トンの偽コーヒーと材料、設備が押収された。
警察は引き続き捜査を進めている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。