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アップル、9月にベトナムでiPhone15を販売する可能性
<写真:VnExpress>
アップルがベトナムにおける新型iPhone15の販売を、昨年より1ヶ月早い9月に行う可能性があることが明らかになった。
これは同社が同国市場の優先度を現在の3から2に引き上げる可能性があるためである。
優先度2は同国の小売業者に新型iPhone15の第2段階目の発売が許可されることを意味している。
昨年iPhone14は9月7日に発売が開始され、第2段階目での販売は9月23日に20の国と地域で開始された。
しかし、ベトナムでの正式な販売開始は第3段階目の10月14日となった。
家電量販店チェーンのマネージャーは、アップルが同国市場に関心を持っていることを示す強いシグナルとして、iPhone15の販売が例年より数週間早くなる可能性を指摘している。
報道機関「ブルームバーグ」の情報によれば、iPhone15の正式な発売日は9月13日に発表され、新モデルの販売は9月22日から始まる予定である。
これは昨年のiPhone14のスケジュールより約1週間遅いが、同国での販売は9月内に実現する可能性がある。
一方で、一部の家電量販店チェーンによると、iPhone15の供給が不足しているため、同国市場での販売開始は10月上旬を過ぎるリスクも存在している。
同国はシンガポールやタイなどの隣国とは異なり、アップルストアの実店舗が存在しない。
しかし、近年同国のiPhoneの市場存在感は急速に高まっている。
今年の5月には東南アジアで6番目の国としてアップルストア・オンラインがオープンしたばかりではなく、そのわずか2ヵ月後には同地域で3番目のアップルペイ導入国となった。
シンガポールに本拠地を構えるテクノロジー市場分析会社「Canalys」のアナリストであるChiew Le Xuan氏は、同社の新興市場における存在感が強まっていることを指摘した。
さらに、同氏はアップルが東南アジア地域での流通ネットワークを拡大していることも伝えている。
9月にはiPhone15シリーズの他、Watch Series9やWatch Ultra2モデルの発表が予想され、新しいOSバージョンであるiOS17やiPadOS17の正式リリースも行われる予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。