ホーチミンメトロ1号線、29日朝に全区間で初の試運転を実施

2023年08月29日(火)10時57分 公開
ホーチミンメトロ1号線、29日朝に全区間で初の試運転を実施

<写真:VnExpress>

 

29日朝、ホーチミンメトロ1号線の全線で列車の試運転が実施される。出資者であるホーチミン市都市鉄道管理局によると、この試運転は午前9時15分〜午後12時20分までの3回に分けて行われる予定である。

 

これは全長19.7kmの路線上にある11の高架駅と3つの地下駅を通るもので、全区間で試運転が実施されるのは今回が初となる。

 

列車は午前9時15分に1区のベンタイン地下駅を出発して終点のトゥードゥック市のスオイティエンテーマパーク駅まで走行し、再びベンタインに折り返す。途中、オペラハウス駅、バーソン駅、タンカン駅では約5分間停車するという。

 

試運転の第2段階と第3段階は午前11時〜午後12時20分まで行われ、ベンタイン駅を出発した列車がアンフー高架駅まで約10kmを走行する。

 

メトロ1号線は高架区間で最高時速110km、地下区間で時速80kmでの運行が可能であるが、試運転中は安全を確保するために低速運行となる。29日の各試運転では30人が列車に乗車する見込みである。

 

メトロ1号線はこれまでに3回の試運転が実施されてきたが、過去の試運転では線路の高架区間でのみ行われていた。

 

昨年末に行われた最初の試運転では、約9kmの区間で5つの駅に停車した。2回目の試運転は4月15日に政府関係者を乗せて行われ、3回目は4月27日に行われた。

 

メトロ1号線で使用される車両はすべて日本製のものを採用している。

 

ホーチミン市のメトロ1号線は、43兆7000億ドン(約2654億7600万円)以上の費用をかけて建設され、1区のベンタイン駅からトゥードゥック市のロンビンデポまでを結ぶ。

 

度重なる遅延を経てこのプロジェクトは現在95%以上の完成率を達成しており、今年末には完成する見込みで、来年には商業運行が開始される予定である。

 

 

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