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ドリアン摂取に際する注意点:ホーチミン市医科薬科大学の専門家が解説

2023年08月31日(木)09時29分 公開
ドリアン摂取に際する注意点:ホーチミン市医科薬科大学の専門家が解説

<写真:VnExpress>

 

ドリアンは多くの健康効果を持つ一方で、そのカロリーは他の果物に比べて高い。

 

ホーチミン市在住のヌーさん(27)から「ドリアンの果肉を毎日5個食べるのは食べ過ぎか?」という質問が寄せられた。

 

ホーチミン市医科薬科大学伝統医学部のフイン・タン・ヴー医師によると、ドリアンにはトリプトファンというアミノ酸が含まれ、セロトニンという神経伝達物質の生成を促進する。

 

また、カリウムも豊富で、血液循環の改善に寄与し、高血圧の人々には摂取が推奨されるという。

 

ドリアンには抗酸化物質や植物化学物質、例えばカロテノイド、アントシアニン、ポリフェノール、フラボノイドも含まれている。

 

これらの成分は、コレステロールの低下、動脈硬化の予防、心臓疾患のリスク軽減に有用である。

 

100gのドリアンには1日に必要なビタミンCの約24%が含まれている。これは免疫系を強化し、白血球の活性を高める効果がある。

 

また、ビタミンCは皮膚、髪、爪の健康にも寄与する。

 

しかしながら、ドリアンはカロリーも高く、100gあたり約147キロカロリーもある。平均的な250gのドリアン果肉では、約367キロカロリーが摂取される。

 

そのため、一般的な人は1日に4個以上のドリアン果肉を食べるべきではない。過剰摂取は、腹部膨満、便秘、消化不良を引き起こす可能性が高い。

 

糖尿病患者や腎不全、人工腎臓を使用している人は、ドリアンの摂取は控えるべきである。

 

また、ドリアンとワインの組み合わせは、頭痛や吐き気、嘔吐などの不快な症状を引き起こす可能性があるため、避けることが推奨される。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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