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ホーチミンで3歳児に薬物使用を強制、女性と交際相手を起訴
<写真:Nguoi Dua Tin>
ホーチミン市人民検察院は、3歳の子供に覚醒剤の使用を強要したとされる事件に関して、女性とその交際相手の男性を虐待に関する罪で起訴した。
起訴されたのは子供の母親であるグエン・タオ・グエン被告(23)と交際相手のレ・ヴァン・バム被告(44)である。
また、バム被告は麻薬の不法所持の罪でも起訴されている。
捜査情報によると、グエン被告はTMTという男性と婚姻関係にあり、TNANさん(5)とTNATさん(3)という2人の子供が存在する。
2021年にTMTさんが強制リハビリテーション施設に送られ、グエン被告はバム被告、2人の子供とともに同居生活を始めた。
2022年4月10日、バム被告はTNATさんを「陰部を切り落とす」として脅し、2分以上にわたって拷問を続けた。
4月25日には全裸のTNATさんの手足をテープで縛り付け、ドライバーや金槌、ハサミを使用して陰部を切断しようとする拷問を行った。
これら行為はグエン被告によって携帯電話で録画されており、面白がった同被告は友人に撮影した動画を送信していた。
2023年3月にTMTさんはリハビリテーション施設から家に戻り、動画を発見し、警察に報告した。
警察の捜査で他の動画も見つかっており、4本の動画にバム被告がTNATさんに薬物の使用を強制させている様子が映っていた。
同市警察は3月26日にバム被告とグエン被告の住居を捜索し、バム被告の所持品から0.2gのメタンフェタミン(覚醒剤)を押収した。
バム被告は「泣く様子を見るのが楽しく、子供を虐待した」と供述し、グエン被告は「バムが子供を虐待する様子が楽しかったので、ビデオを撮影して友人に送信した」と供述している。
バム被告は同市1区のブイビエン通りで30万ドン(約1830円)分の覚醒剤を購入したという。
また、警察の捜査時にTMTさんから薬物の陽性反応が得られなかったため、薬物使用の強制については証拠不十分となっている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。