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サイゴン・ハノイ鉄道が好調、両社ともに過去最高益を記録
<写真:tuoitre.vn>
サイゴン鉄道運輸(SRT)とハノイ鉄道運輸(HRT)が、第3四半期にそれぞれ430億ドン(約2億6200億円)と540億ドン(約3億2900万円)の利益を達成し、前年同期に比べて2倍以上の増加を記録した。
ベトナムでは鉄道事業が長年にわたって空路や陸路といった他の交通手段との激しい競争に直面しており、両社の利益は驚くべき結果であるという。
SRTは第3四半期に4420億ドン(約26億9310万円)の売上高を達成したが、これは前年同期比で13%減であった。しかし、原価が大幅に減少したため、粗利益は増加した。
また、販売費用や管理費用などの経費も削減されており、前年同期比2.3倍以上、数年ぶりに記録した最高益となった。
HRTは第3四半期に6370億ドン(約38億8130万円)の売上高を達成したが、この数字は前年同期比で4%減となっている。
しかし、SRTと同様に原価が大幅に減少したため、粗利益は1090億ドン(約6億6410万円)に達した。また、販売費用や管理費用などの経費も削減され、前年同期比3倍以上の利益となった。
これらの結果はSRTとHRTが2023年に設定した目標を大きく上回るものであり、SRTは2023年の売上高目標を1兆7690億ドン(約107億7880万円)、利益目標を6億ドン(約365万5890円)としていたが、既に売上高目標の77%、利益目標の13,433%を達成した。
HRTは売上高目標を2兆5170億ドン(約153億3640万円)、利益目標を5億5000万ドン(約335万1230円)としているが、既に売上高目標の75%、利益目標の17,818%を達成している。
SRTとHRTはベトナム鉄道総公社(VRN)の子会社で、9月30日時点でのSRTの従業員数は1721人、HRTの従業員数は1600人である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。