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ホーチミン市の少子化、低出生率が続く

2023年12月12日(火)10時29分 公開
ホーチミン市の少子化、低出生率が続く

<写真:ttbc-hcm.gov.vn>

 

ホーチミン市における2023年の出生率は1.42と、国全体の平均と比較して非常に低い状況が続いており、同市は低い出生率の改善と人口の質の向上に関する取り組みを進めている。

 

同市保健局のグエン・ヴァン・ヴィン・チャウ副局長によると、同市の人口施策は重要な成果を達成しており、これには出生前および新生児の疾患スクリーニング、診断、治療プログラムの効果的な展開、結婚前の健康診断、相談などが含まれる。

 

同市の人口構造は労働年齢人口が70%以上を占め、出生時の性別不均衡も効果的に管理されている。

 

また、高齢者の健康管理活動が強化されており、2022年の平均寿命は76.3歳で、国全体の平均(73.6歳)よりも高い水準にある。

 

しかし、同市は依然として多くの課題に直面しており、人口動態の変化の大きさ、増加する移民、不均一な人口分布、急速な都市化により、住宅、雇用、環境汚染、食品安全衛生、疾病などの問題が発生している。

 

今後の対策として、保健局は同市人民委員会に対し、出生率低下に対処するための積極的な対応策を提案した。

 

同提案では「各夫婦が2人の子どもを持つ」というメッセージを市民に伝えることを目指している。

 

また、病院や医療機関には生涯初期の人口質向上活動を展開し、結婚前の健康診断と相談プログラムを拡大するように指示した。

 

保健省人口局副局長によると、同市の人口施策は人口の規模、構造、分布の問題を包括的かつ統合的に解決し、経済、文化、社会発展との相互作用の中で人口の質を重視する必要がある。

 

さらに同市は出生前の健康診断と相談サービスの提供方法を革新し、多様化させる必要があり、これには地区レベルの病院や保健センターでの結婚前の健康診断と相談サービスのネットワークを拡張することが含まれる。

 

高齢者ケアと役割の促進にも力を入れ、コミュニティに基づく高齢者ケアモデルの展開を続け、未成年者や移民といった特定の対象群に対する生殖健康ケア、不妊症の予防と対策などの人口サービスも提供する必要がある。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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