おすすめのプロモーション
北部地方の厳しい寒波が終結、新年は比較的暖かい見込み
<写真:baomoi.com>
ベトナムの北部地方は10日間にわたる厳しい寒さと冷害を経験した後、寒気の弱まりによりこれを終えた。
現在のハノイ市は朝の気温が10℃で、正午には23℃に上昇し、16日以降で最高値を記録した。
ただし、ラオカイ省のサパといった高地では、平均気温が依然として13℃以下となっている。
国立水文気象センターによると、寒気と乾燥した北東風が弱まっているため、北部地方は雲が多くなるとともに、気温が徐々に1〜2℃ずつ上昇する見込みである。
AccuWeatherはハノイ市における夜間の気温が今後約7℃上昇して16〜19℃になり、週末には日中の気温が26℃に達すると予測している。
サパでも気温が上昇して9〜18℃になる見込みで、今年の新年は暖かく、市民のレクリエーション活動に適したものになるという。
一方、中部地方は今後2日間で弱い東風の影響を受けて多くの雲が見られ、年末の平均気温はタインホア省〜トゥアティエン=フエ省まで22〜25℃、ダナン市〜ビンディン省まで24〜27℃、カインホア省〜ビントゥアン省まで29〜31℃と予測される。
南部と中央高地は乾季に入っており、旧正月まで雨は少なく、夜から朝にかけては軽い霧が出る。中央高地では夜間16〜19℃、南部では23〜25℃で、日中は南部で最高34℃になる。
12月は北部地方で対照的な2つの天候パターンが見られた。前半は晴れて日中の平均気温が21℃以上であったが、16日からは強い寒波が到来して厳しい寒さと冷害により日中の平均気温が15℃以下の日が続いた。
22日にはランソン省のマウソンで気温がマイナス2℃に下がり、翌日には北部地方全域と北中部地方の3省が10℃以下になった。
気象機関の予報によると、2024年1月には寒気の活動が多年平均より弱くなる傾向にあり、厳しい寒さと冷害の日数が減少し、全国の平均気温が一般に0.5〜1℃高くなる見込みである。
特に北西部地方は1〜2℃高くなると予測されている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。