北部地方を襲う厳しい寒波、病院への入院者が増加

2024年01月25日(木)08時40分 公開
北部地方を襲う厳しい寒波、病院への入院者が増加

<写真:sggp.org.vn>

 

23日からベトナム北部と北中部地方は、厳しい寒波の影響を受けて多くの地域で霜が降り、一部地域では-1.1℃を記録するほど気温が低下している。

 

気象機関によると、24日から北部地方の天候は乾燥した寒さに変わり、厳しい寒さが広範囲にわたって続き、今後数日間続く見込みである。

 

厳しい寒さによってハノイ市を含む多くの地域では、幼稚園と小学校の生徒に休校が命じられた。

 

ラオカイ省教育訓練局によると、同省では23日だけで1万1000人以上の児童が寒さを避けるために休校した。

 

寒波は北部地方の人々の生活や高齢者と子どもの健康にも影響を与えており、ハノイ市のいくつかの大きな病院では、寒波の影響で入院患者が増加している。

 

ベトナム・ソ連友好病院では、心臓病と呼吸器疾患による入院患者が毎日150人以上に達した。

 

また、中央老年病院と中央鍼灸病院では、入院患者が30%増加し、主に高齢者の脳卒中やその他の突発性疾患によるものが多い。

 

中央小児病院では、毎日2500件以上の子供が病気の治療のために病院に来院した。

 

医師によると、厳しい寒さは細菌やウイルスが繁殖し、消化器系や呼吸器系の疾患を引き起こす条件を作り出している。

 

そのため、診察に来る子供たちの多くが発熱、咳、呼吸困難、気管支炎などの症状を示しているという。

 

厳しい寒さはハノイ市の最終医療機関だけではなく、ランソン省、カオバン省、ハザン省、クアンニン省、ラオカイ省などの多くの病院で、多くの患者の救急治療を必要としている​​。

 

 

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