ハノイとホーチミン、4月の電気代が高騰

2024年05月07日(火)07時00分 公開
ハノイとホーチミン、4月の電気代が高騰

<写真:laodong.vn>

 

4月にハノイ市とホーチミン市では、多くの家庭で電気代が前月比で大幅に増加した。これは異常な高温が続いたため、市民が冷却装置を多用し、電力消費が増大したことが主な原因である。

 

ホーチミン市電力公社(EVNHCMC)によると、4月の全市の電力消費量は約27億5000万kWhに達し、前月の24億4000万kWhから大幅に増加した。

 

特に、家庭用の電力消費者の75%が高い料金の適用を受ける第4段階以上で電力を使用している。

 

同市内のある在住者によると、通常時は45万ドン〜50万ドン(約2730〜3030円)である電気代が、4月には約90万ドン(約5460円)に跳ね上がった。

 

特に熱波がピークに達した日には、家庭の電力使用量が通常の3倍近くに急増したという。

 

また、ハノイ市でも同様の状態となっている。

 

EVNHCMCは4月初旬から気温の高さを考慮し、電気代が急増する可能性があることを消費者に警告していた。

 

また、同社は5月も高温が続くと予測されるため、電力消費を抑える様々な節電対策を推奨している。

 

これには、エアコンの温度設定を26度以上にする、使用開始と終了の1時間前後にエアコンの運転を控える、公共エリアの照明の使用を半減するなどが含まれる。

 

さらに、企業や商業施設に対しては、装飾照明や広告用の照明を夜22時以降は消灯するように呼びかけており、生活やビジネスの場での自発的な節電協力が求められている。

 

 

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