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偽造身分証でSIM再発行、銀行口座から53億を不正取得
<写真:baohaiduong.vn>
ホーチミン市人民裁判所は6日、他人の銀行口座をハッキングし、53億ドン(約3215万円)以上を不正取得したとされるホア・チャン・ハイ被告(35)に対する裁判を開始した。
ハイ被告はコンピューターネットワーク、通信網、電子機器を使用して犯罪を行ったとして、財産横領罪および偽造公文書使用罪で起訴されている。
共犯者であるダオ・ヴォン・トゥイ・タイン・トゥー氏(39)も同様の偽造公文書使用罪で裁判にかけられた。
以前、ハイ被告は情報技術と銀行信用分野で就学した経験があり、トゥー被告は金融分野で就業し、銀行口座開設を勧誘する業務を行っていた。
審理後に裁判所は事件の多くの点について、さらに明らかにする必要があると判断し、事件の調査をさらに進めるため、訴訟記録を返還することを決定した。
起訴状によると、ハイ被告は以前から銀行で働いていたダオ・ヴァン・タン容疑者と知り合い、2019年にタン氏から異なる銀行で口座を開設するために偽の身分証を使用する人を見つけるように依頼された。
タン容疑者は各口座の開設につき150万ドン(約9100円)を支払うと提案した。その後、タン容疑者はトゥー被告をハイ被告に紹介した。
2021年11月末、タン容疑者はハイ被告に偽の身分証を使用して他人の電話番号を不正に取得する計画を伝えた。
タン容疑者はトゥー被告にN.H.T.T.氏(40)の名前で偽の身分証を使用させた。
ハイ被告はトゥー被告を連れてViettelの店舗に行き、T氏の電話番号のSIMカード再発行手続きを行った。
電話番号を手に入れた後、タン容疑者はT氏の銀行口座をハッキングし、共犯者にOTPを取得させた。
タン容疑者は3つの異なる銀行で口座をハッキングし、合計で53億ドン(約3215万円)を不正に得た。
その後、タン容疑者は逃亡しており、逮捕され次第処理が進められる予定である。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。