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預金口座から3380億ドンが消失、MSB銀行の支店長が横領か
<写真:tienphong.vn>
ハノイ市警察の安全保障捜査機関は、同市にあるMSB銀行タインスアン支店のブイ・ティ・ホアイ・アイン支店長を起訴・拘留した。
初期情報によると、同市店長は同行に預金していた8人の被害者から合計3380億ドン(約20億6341万円)を詐欺し、横領した疑いがある。
被害者のうち2人は2021年3月に同行職員に招待され、MSBで口座を開設したが、携帯アプリで口座を管理できず、携帯電話での残高通知メッセージの設定もできなかった。
口座開設後に2人は複数回にわたって口座に入金し、銀行責任者の署名と赤い印章が押された預金確認書を受け取った。
2023年10月初旬の口座残高確認によると、2人はそれぞれ586億5000万ドン(約3億5804万円)、277億ドン(約1億6910万円)の口座残高があった。
しかし、2023年10月12日に2人が口座の明細を要求した際に、口座からほぼ全ての預金が消失し、残高は10万ドン(約610円)未満になっていることを発見した。
2人は10月初旬の口座残高確認後、いかなる引き出しや振込みの取引も行っていないと断言している。
金融・銀行の専門家によると、同行で顧客の預金が失われたことは、システムに盲点があることを示している。
この盲点は、銀行のプロセス、内部規制とプロセスの実施、銀行職員のビジネス倫理、そして最終的には国家銀行の規制に関連している可能性がある。
専門家によると、この事件は完全に銀行システムのミスであり、銀行職員が間違えた場合、銀行側が責任を負うべきである。
アメリカのような外国の銀行では、銀行職員のミスにより顧客が預金を失った場合、直ちに銀行が顧客に賠償する責任があり、銀行が顧客に対応策を提供するまでには3日しかかからない。
最近の預金紛失事件は同行だけではなく、多くの他の銀行でも発生しており、大半がVIP顧客との関連で発生している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。