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ホーチミンの繊維企業、豊富な受注で再び大幅増益
<写真:tuoitre-vn>
4月にホーチミン市の繊維・投資・貿易会社であるタインコン(TCM)は、税引後利益が90万7047ドル(約1億4183万円)となり、前年同期比で499%増加した。
5月の投資家向けニュースレターによれば、4月の売上高は1192万7543ドル(約18億6535万円)であり、前年同期比で113%を達成している。
2024年1月〜4月の累積売上高は5167万8540ドル(約80億8990万円)で、前年同期比108%を達成し、2024年の年間計画の33%に達した。
税引後利益は340万8629ドル(約5億3365万円)で、前年同期比138%、年間計画の50%を達成している。
この結果を受け、タインコンは2024年の売上高目標を前年比で約12%増となる約3兆7070億ドンに設定した。
また、税引後利益は1612億ドン(約9億8715万円)が目標で、前年比で約21%の増加となる。
同社によると、5月初旬には2024年第2四半期の売上計画の約88%の受注を確保し、第3四半期の売上計画の約86%も確保している。
売上の主な構成は、衣料品が75%、布地が14%、糸が8%を占める。
タインコンは4月にアジア、韓国、中国、アメリカなどの主要市場および国内市場への繊維製品の輸出を増加させた。
同社は従来の製品の輸出に加え、最近では環境に優しい製品、リサイクル製品、高付加価値製品など、新製品の多様化に力を入れており、製品のバリューチェーンを向上させることを目指すとともに、潜在市場での顧客拡大も進めている。
タインコンのチャン・ニュー・トゥン会長によると、生産活動と経営の努力と並行して、従業員の雇用と収入の維持に努めるとともに、持続可能な発展とコミュニティ活動の推進にも注力しているという。
ベトナム繊維協会(Vitas)のデータによると、2024年1月〜3月でベトナムの繊維製品の輸出額は約95億ドル(約1兆4867億円)に達し、前年同期比で9.62%の成長を示した。
世界市場での衣料品の需要も増加しており、現在、多くの繊維企業が2024年第2四半期末までの受注を確保しており、一部の企業は第3四半期の受注も確保している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。