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トランクに女性4人を乗せて走行、ベトナムで頻発する違反運転
<写真:znews.vn>
車のトランクやピックアップトラックは物品や荷物を運ぶための場所であり、人を乗せるための場所ではないが、ベトナムでは荷台に人を乗せる違法行為が頻発している。
最近、4人の女性が乗用車のトランクに座り、足を外に出した状態で走行している動画がソーシャルメディア上に投稿され、話題になった。
問題となった車両はタイグエン省ドンヒー郡内を走行していた。同郡交通警察によると、車両の運転手はN.D.N氏で、トランクに乗っていたのはタイグエン市チュアハン街区在住の18歳〜20歳の女性であった。
運転手のN氏は取り調べに対して、4人の女性は水泳の帰りで、濡れた服を乾かすためにトランクに座ったと供述している。
N氏は400万ドン(約2万4600円)の罰金と2ヶ月の運転免許停止処分となった。
別のケースでは5月30日にハノイ市タックタット郡在住の男性が、ピックアップトラックの荷台に人を乗せ、100万ドン(約6000円)の罰金を科されていた。
運転手のクエット氏(39)氏はハノイ市からタインホア省までの150km以上の距離を、7歳の少年を荷台に乗せて走行し、同省のドンスアン交差点で警察に静止させられた。
ハノイ市弁護士協会のダン・ヴァン・クオン弁護士は、交通違反行為が社会に多大な悪影響を及ぼし、他の道路利用者の安全を脅かす危険性があると指摘する。
違反行為には罰金だけではなく、運転免許の停止などの追加罰則が科される可能性がある。
同弁護士は今回のケースに関して、4人の女性の年齢確認も重要であり、18歳以上であれば厳重な処罰が必要であると提言した。
法の厳守には国民への法律教育と意識啓発が必要であり、警察は違反行為の早期発見、迅速な対処と監視を強化するべきである。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。