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サムスンのベトナム工場、約12億ドルの利益を計上
<写真:dantri.com.vn>
サムスン電子のベトナムにおける4つの工場が、2024年第1四半期において約12億ドル(1881億円)の利益を報告したが、同社は今後も多くの課題に直面することが予想されている。
連結決算報告書によれば、同社は世界的な売上高が前年同期比で13%増加し、約540億ドル(約8兆4640億円)に達した。利益は4倍に増加し、約51億ドル(約7994億2500万円)に達している。
決算報告書では、タイグエン省とバクニン省、ホーチミン市に位置する4つの工場の業績も明らかにされた。
同期間における4工場の総売上高は、前期比で約20億ドル(約3135億円)増の160億ドル(2兆5080億円)を超え、税引き後利益は約11億8000万ドル(約1849億6500万円)に達し、親会社の利益の23%以上を占めている。
タイグエン省の工場は6億9000万ドル(約1081億5750万円)、バクニン省のサムスン電子ベトナム(SEV)は3億ドル(約470億250万円)、同じくバクニン省のサムスンディスプレイ(SDV)は1億2000万ドル(約180億8100万円)以上の利益を報告した。
南部唯一の工場であるホーチミン市のサムスン電子HCMC CEコンプレックス(SEHC)も、4000万ドル(約62億7000万円)以上の利益を記録している。
前期には4工場のうち3工場が赤字を記録していた。
同社によると、メモリ半導体の価格上昇とGalaxy S24の販売好調により売上が大幅に増加したという。
特に米国市場は前年同期比で31%の成長を遂げた。また、ウォン安が総利益にプラスの影響を与えた。
しかし、利益が回復した一方で、同社は依然として多くの課題に直面している。
2023年には、Appleがサムスンを抜いて、世界最大のスマートフォンメーカーとなった。
この地位はサムスンが10年間にわたり保持していたものである。
さらに、サムスンは最近、中国のHuaweiという強力な競争相手に直面している。市場調査会社の報告によれば、2024年第1四半期においてサムスンは、世界の折りたたみスマートフォン市場でのリーダーの地位をHuaweiに奪われた。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。