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Shopeeが新政策導入、配送中の商品をキャンセル可能に
<写真:tuoitre.vn>
オンラインショッピングプラットフォームのShopeeは新たな方針として、商品の配送中でも注文をキャンセル可能とする機能を導入した。
オンライン購入の返品率が実店舗の7~8倍に達するという調査結果もあり、この新政策は大きな反響を呼び起こしている。
新政策によれば、購入者は配送中の注文をキャンセルすることが可能となる。
この機能は、6月20日からハノイ市とホーチミン市の特定の販売者に対して適用されている。
キャンセル可能な条件は、SPX Expressによって配送され、まだ最終配送ステーションに到着していない国内注文に限定される。
従来、購入者は確認待ちまたは梱包待ちの状態でしかキャンセル不可であったため、これは消費者にとって非常に有利な変更である。
多くのユーザーにとって、早期キャンセルは返品よりも便利であると感じられる。
Shopeeの代表者によると、新機能は販売者に多くの利益をもたらし、ユーザー体験を向上させている。
一方で、販売者側からは、新政策が倉庫保管、梱包、返品などのコスト増を招き、損失を生じさせる可能性があるとの声も上がっている。
特に個人販売者にとって、キャンセルや返品の管理は困難であるという。
一部の企業は、Shopeeの新政策がTikTokのような競争プラットフォームの圧力に対応するためのものであると見ている。
ライブストリーミングを通じた販売が急増し、衝動買いが増える中、未完了の注文やキャンセルが多発している。
YouNet ECIの市場分析部門責任者は、消費者保護政策が適切に実施されれば、消費者の心理や信頼が向上し、注文の価値が上がると予想しており、将来的にはエンターテインメントを取り入れた高価値のショッピングが主流になると予想している。
新政策の導入により、Shopeeは消費者体験の最適化を図り、地元企業や販売者の持続的な成長を支援することを目指しているという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。