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カピバラぬいぐるみ、ベトナムで爆発的な人気
<写真:danviet.vn>
2024年前半、若者の間で「アイドル」として爆発的人気を誇ったカピバラが、オンラインショッピングプラットフォームでのカピバラぬいぐるみ販売を牽引し、大きな収益を上げている。ShopeeとTikTok Shopの売れ筋17店舗が、約130億ドン(約8075万6000円)の売上を記録した。
市場データ分析プラットフォームEcomHeatによると、2024年前半に同17店舗は、6万3000個のカピバラぬいぐるみを販売している。
カピバラぬいぐるみは、さまざまなバージョンで市場に登場し、その愛らしいデザインが若者の間で急速に人気を博した。
カピバラはペットとして所有することがトレンドとなり、その人気がソーシャルメディアで爆発し、すぐに電子商取引プラットフォームで大きな話題となった。カピバラぬいぐるみだけではなく、カピバラのイメージを使用した商品も次々と売り切れとなっている。
YouNet Mediaのソーシャルメディア分析プラットフォームSocialHeatのデータによれば、カピバラぬいぐるみの売上が最高潮に達したのは、ソーシャルメディアでの活発な議論が背景にある。2024年5月以降、ピンク色やスイカバージョンのカピバラに関する動画が多くのユーザーにシェアされ、1万2000以上の議論が生まれた。
YouNet ECIの代表は、オンライン販売者やインフルエンサーたちが単にトレンドに乗るだけではなく、スイカカピバラやピンクカピバラ、ブラインドボックスカピバラなどの新しいトレンドを創り出すことで、カピバラの人気が6ヶ月間続いたと述べた。
YouNet ECIの代表は「カピバラぬいぐるみのトレンドは、エンターテインメントを通じてオンラインショッピングを楽しむ『ショッパーテインメント』の新しい段階を示している」と評価した。
さらに、Kpopアイドルや歌手、TikTokerのジェニー(BLACKPINK)、ソン・トゥンMTP、キム・ハウなどもカピバラトレンドに乗り、リアルバージョンのカピバラに関する画像や動画がソーシャルメディアで大きな話題を呼んでいる。
このブームの中、ShopeeとTikTok Shopでトップ10の売上を誇るG.B.M店は、5800個以上のカピバラぬいぐるみを販売した。
YouNet ECIの代表は「G.B.M店は、トレンドを積極的に取り入れた代表的な例であり、同店とTikTokチャンネルは、数々のカピバラ商品をいち早くベトナムに導入した」と述べた。
デジタル時代において、電子商取引プラットフォームの台頭に伴い、企業や販売者はトレンドに敏感であるだけではなく、製品やサービスの差別化を図り、消費者の高まる要求に応えるためにデータを継続的に監視し、改善する必要がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。