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大規模人身売買・詐欺組織を摘発、155人を逮捕
<写真:vietnamplus.vn>
8月8日、ベトナム公安省はラオスとの合同捜査によって、特大規模の人身売買およびネット詐欺を行う組織を摘発し、ラオス・ボケオ県のゴールデントライアングル地域で活動する155人のベトナム人を逮捕したと発表した。
2024年初頭から、ハティン省警察刑事局は同様の手口で多額の被害が発生している詐欺事件に関する多数の訴えを受け、さらに多くの家族から子供がラオスで高給の仕事に騙されて売られたという救助要請も寄せられた。
被害者は、軽作業の約束でラオスに渡った後、犯罪行為に強制参加させられ、書類を没収され、厳重に監視されて帰国できない状況に置かれていた。
捜査の結果、ベトナムの警察は多様な犯罪活動を行う国際的な犯罪組織を発見した。この組織は合法的な企業を装い、ゴールデントライアングル特別経済区内で大規模な詐欺活動を行っていた。
組織は会社のように運営され、管理部門、運営部門、チームに分けられ、緻密なシナリオに基づいて詐欺行為を実行していた。
特別経済区の高層ビル群に拠点を置くこの組織は、外国人主導で警備され、外部からの侵入が困難であった。偽のFacebookアカウントを使い、裕福なビジネスマンを装って信頼を築き、経済力のある女性をターゲットにした。
組織はまず被害者に小額の利益を提供し、大きな投資を引き出した後、連絡を絶ち、資金を奪った。2年間の活動で、数万人から数百億ドンを騙し取っていた。
2024年5月には、6人の人身売買犯が逮捕され、36人の被害者が救出された。その後、さらなる捜査で155人の逮捕に成功した。捜査はベトナム公安省、ラオス公安省、およびゴールデントライアングル特別経済区警察の合同で行われた。
逮捕後、パスポート約100冊、麻薬74錠、現金1万8900人民元(約38万6740円)、数百台の電話、SIMカード、詐欺に使用された資料などが押収された。
公安省は、これがベトナムとラオス両国にとっての重大な勝利であり、国際的なネット詐欺犯罪との闘いにおいて重要な成果であると強調した。現在、事件はさらに拡大して調査中であり、被害者には早急に警察に通報するよう呼びかけている。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。