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愛知県の大村知事、ベトナム総領事館の開設を要請
<写真:mekongasean.vn>
愛知県知事である大村秀章氏は8月26日にベトナムを訪問し、政府庁舎でブイ・タイン・ソン副首相兼外務大臣と会談を行った。
この訪問は愛知県とベトナム間の地方レベルでの協力が、両国関係の重要な柱であることを改めて強調する場となった。
愛知県は現在までにベトナム計画投資省と投資促進に関する覚書を締結し、ホーチミン市とも友好協力関係に関する覚書を締結している。
また、大村知事はベトナム運輸省や計画投資省、さらにベトナム航空やベトジェットなどの航空会社と、交通および投資分野における協力の可能性について意見交換を行った。
さらに、大村知事は愛知県に拠点を置く200以上の日本企業がベトナムに投資していること、そして約6万人のベトナム人が愛知県に在住しており、これは日本国内で最大のベトナム人コミュニティであることを強調した。
大村知事は愛知県にベトナム総領事館を開設し、航空路線の増便や新規路線の開設を検討するようにベトナム政府へ要請している。
ブイ・タイン・ソン副首相は、大村知事の6回目となるベトナム訪問を歓迎し、今回の訪問が両国間の包括的戦略的パートナーシップをさらに深化させる契機となることに期待を寄せた。
ソン副首相は、現在までの50年以上にわたる日越関係の成果が、今後の更なる協力強化の基盤となると述べた。
また、ソン副首相は愛知県とベトナムの各省庁・地方自治体との協力関係を高く評価し、地方間の協力が日越関係全体の重要な柱であることを強調した。
さらに、愛知県がベトナムからの研修生や労働者の受け入れを拡大し、両国間の人材交流を強化することが、愛知県の経済社会発展とベトナムの工業化・近代化に寄与すると期待を表明した。
最後に、ベトナム航空などの航空会社が愛知県への路線を増便する際に、愛知県が必要な支援を行うことを要請し、これが両国間の商業、投資、人的交流をさらに促進することに繋がると述べた。
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