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9月の連休に観光客300万人を記録、前年同期比で20%増
<写真:tuoitre.vn>
2024年の建国記念日の4連休において、ベトナム国内の観光業は約300万人の観光客を迎え、前年同期比で20%の増加を記録した。
特に、ハノイ、クアンニン、ダナン、ホーチミンなどの主要都市では観光収入が1兆ドン(約58億5920万円)を超える成果を上げた。
文化・スポーツ・観光省観光総局の発表によると、全国の宿泊施設の平均稼働率は56%に達し、前年をやや上回る結果となった。
9月の連休は2024年夏の観光シーズンの最終ピークとされており、この期間中は国内旅行者だけではなく、韓国、中国、台湾、インド、欧米諸国からの国際観光客も増加し、10月以降のインバウンド観光に対する期待が高まっている。
国際観光客の滞在期間は平均4~5泊であった。
各地域では顕著な観光客増加が見られ、ハノイでは約5万8900人を迎え、35.8%の増加となった。
また、フエ省は54.3%増の1万6000人、ラオカイ省は46.4%増の1万3470人、キエンザン省は271.4%増の1万5570人、ホーチミンは3.2%増の3万8800人をそれぞれ記録した。
観光収入面では、ホーチミンが約2兆9400億ドン(約172億2704万8000円)を上げ、全国最多の約100万人の観光客を受け入れた。
これは前年同期比で1.7%の増加である。天候もほぼ安定しており、ビントゥアン省では観光客数が3倍以上に達するなど、各地で観光客と観光収入が前年を大きく上回った。
交通機関においても、航空業界は連休中に4250便以上を運航し、1日平均840便を提供、前年同期比で3.5%増となった。
また、鉄道業界も13万人の乗客を輸送し、前年から10%増加した。
業界関係者は多くの観光地や宿泊施設が料金を据え置き、プロモーションを積極的に行ったことが、観光客の増加に寄与したと評価している。
さらに、一部の地方自治体では歴史的・文化的観光地の入場料を無料化する施策を実施し、これも好評を博した。
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