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米国人ストリーマーへのボッタクリ、グエンフエの行商に罰金
<写真:thanhnien.vn>
ホーチミン市1区のグエンフエ通りで、アメリカの有名ストリーマーであるIshowSpeedが不当な料金を請求された件について、現地当局が関与者に対しぼったくりと謝罪を命じた。
事件は14日にIshowSpeed(19)が電動バランススクーターのレンタルサービスを利用した際に、法外な料金を請求されたことから始まった。
IshowSpeedはYouTubeチャンネルで約3000万人の登録者を持つ人気ストリーマーであり、ベトナム滞在中の体験をライブ配信していた。
当時の配信視聴者数は16万9000人に上っていたという。
IshowSpeedは歩行者天国を歩いていた際に電動バランススクーターを見つけ、その体験を希望した。
業者のV.P.Q.M(23)とN.M.H(53)に英語で利用料金を尋ねると、最初は100ドル(1万4017円)と告げられたが、最終的に100万ドン(約5770円)の料金が提示された。
IshowSpeedはその場で料金を支払い、わずか5分程度の利用後に退去した。その後、この一件がSNS上で広まり、現地警察による調査が開始された。
15日に1区のベンゲ街区警察はV.P.Q.Mに対し、都市道路と歩道の不正に利用、未許可の電動バランススクーターのレンタル事業、出所不明の商品(スクーター)の使用で、合計1000万ドン(約5万7700円)の罰金を科した。
加えて、同街区警察は電動バランススクーターを没収し、今後同様の行為を繰り返さないように誓約書を提出させた。
一方、N.M.Hは直接の事業運営者ではなかったため、処罰は免れた。N.M.HはV.P.Q.Mの友人としてその場に居合わせ、英語が堪能であったため、IshowSpeedの対応をしただけであったという。
しかしながら、N.M.HもIshowSpeedへの謝罪を命じられた。
謝罪はIshowSpeedが滞在するホテルで行われ、2人はIshowSpeedに直接謝罪し、支払った100万ドン(約5770円)を返金した。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。