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ぼったくり疑惑のハノイ露天商、品物は「スーパーから仕入れた」
<写真:tuoitre.vn>
露天商が外国人観光客に対してローズアップル(ジャワフトモモ)を、1kg20万ドン(約1264円)を提示した件について、露天商はスーパーで仕入れて販売したことを明らかにした。
露天商はスーパーで8万〜10万ドン(約506〜632円)/kgで仕入れ、値引き交渉の余地を残すために20万ドン(約1264円)の価格を提示していたという。
ハノイ市ホアンキエム区ハンバック街区警察は1日、露天商の女性V.T.T.さん(42)に対して、行政違反で15万ドン(約948円)の罰金を科したことを発表した。
行政違反の内容は過剰請求ではなく、道路上で露天商として営業したためとされている。
同街区警察によると、Tさんが外国人観光客に「ぼったくり」をしたとの訴えには根拠がないという。
これは双方合意の上での取引であったと説明されている。
外国人観光客は3万ドン(約190円)で2つの果物を購入した後に、特に異議を唱えておらず、動画が捏造されたかどうかについても確認不可能な状況である。
Tさんは事件以来の数日間、営業を停止している。
Tさんによれば、事件は約2週間前にホアンキエム湖の歩行者天国で発生した。
2人の外国人観光客が流暢なベトナム語で話しながら買い物をし、記念に動画を撮影したいと申し出たという。
Tさんが価格を高額な値段設定をした理由については、スーパーから選別した高品質の大きなローズアップルを仕入れていたためである。
Tさんは「顧客が値引き交渉をできるように」として1キログラム20万ドン(約1264円)と提示し、最終的には、200gの果物2つを最初の4万ドン(約253円)ではなく、3万ドン(約190円)で販売した。
この出来事はホアンキエム湖の歩行者天国、ディンティエンホアン通りの歩道で発生したとされている。
動画がSNSでシェアされた後、価格が高すぎるという意見が多数寄せられた。
しかし、売り手が撮影されていることを知りながらも高い価格で販売したことに疑問を抱く声も少なくなかった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。