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ハノイの排出ガス規制区域、バーディン等の既存12区も対象
<写真:laodong.vn>
ハノイ市は排出ガス規制区域に関する新たな方針を具体化するための第2回目の草案を発表し、ガソリン車やバイクの使用を制限する計画を進めている。
この草案は2024年に制定された「首都法」を具体的に実施するため、1週間前にハノイ市人民委員会が住民の意見を募った結果、修正を加えたものである。
新たな草案では特定の区域での交通手段の制限が明確化された。
対象区域は、バーディン区、ホアンキエム区、ドンダー区、ハイバーチュン区、タインスアン区、カウザイ区、ホアンマイ区、タイホー区、ロンビエン区、バクトゥーリエム区、ナムトゥーリエム区、ハドン区、および2025年までに設立予定の5区、さらにはドンアイン郡、メリン郡、ソクソン郡などの北部都市やホアラック、スアンマイなどの西部都市を含む。
さらに、交通渋滞が頻発する区域では、道路サービス水準(LOS)のDからFに該当するエリアを優先して規制対象とする。
LOSは交通の流れにおける運転者や乗客が体感する運行の質を測る指標で、Aが最も快適でFが最も混雑している状態を示す。
大気質が1年間以上基準を満たさない区域や、より厳格な排出基準を採用できると住民からの支持が高い区域も対象となる。
エコ認証を受けた車両、環境に優しい車両には、特別な識別ラベルやナンバープレートが交付され、これらは低排出ガス区域での走行が許可される。
この政策は2025年初頭に試験的に導入され、2030年にはハノイの全区でバイクの運行を全面的に禁止する計画が立てられている。
これは2017年にハノイ市議会が採択した政策方針に基づくものである。
さらに、ハノイ市は老朽化したバイクを新しい安全基準と排出ガス基準を満たすものに置き換える政策を打ち出す予定である。
ディーゼル車の使用制限区域やバイク、トラック、タクシーの規制区域も設定される見込みであり、電動バスへの転換を促進する施策も進められる。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。