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ホーチミンのベンタイン市場、都市レベルの文化財に指定
2024年11月22日(金)07時00分 公開
<写真:tuoitre.vn>
ホーチミン市人民委員会は20日、ベンタイン市場をはじめとする4件の建築芸術的価値を有する建築物を都市レベルの文化財に指定した。
ベンタイン市場は1912年に建設が開始され、1914年に現在の位置に移設された。元々は19世紀初頭にベンゲ川沿いに設けられた市場が起源である。
かつてはザーディン城塞の入口として軍や住民の往来の中心地に位置し、市場の名前は「ベン(港)」と「タイン(城)」に由来する。
しかし、1833年から1835年のレー・ヴァン・コイの反乱後、ザーディン城塞とともに市場も一時廃墟と化した。
その後、フランス軍がサイゴンを攻撃した1859年に旧市場は全焼したが、翌1860年にフランス当局によって再建された。
20世紀初頭には新しい市場が現在の場所に建設されるとともに、南側の門に象徴的な時計が取り付けられ、1952年の修復時にはビエンホア美術工房で制作された12枚のレリーフが市場の4つの門に設置された。
これによってベンタイン市場は都市の文化的記憶を象徴する存在となり、現在はホーチミン市の歴史的ランドマークとして広く認知されている。
今回の指定ではベンタイン市場に加え、1区人民委員会本部とホーチミン市税関本部、チャン・フン・ダオ廟が文化財に認定された。
これらの建築物はいずれも歴史的価値と建築美を兼ね備えたものであり、ホーチミン市の文化遺産保護の象徴となるべき存在であると評価されている。
ホーチミン市はこうした文化財の指定を通じて、都市の歴史的・文化的価値を守り、次世代に伝える取り組みをさらに推進する方針である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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