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銀行員を暴行して衣服を剥ぐ、嫉妬に駆られた妻の犯行
<写真:vtv.vn>
1月1日にカントー市ニンキエウ区で発生した銀行職員への暴行事件に関連し、4日にニンキエウ区警察が加害者であるH.N.B.T氏とその妹N.T.N.Q氏から事情聴取を行った。
2人はカントー市内ホーザントイ湖付近で銀行職員N.N.N氏をヘルメットで殴打し、衣服を破る暴行を加えたとして取り調べを受けている。
事件の背景にはH.N.B.T氏が嫉妬心に駆られたことがある。H.N.B.T氏は夫がN.N.N氏と一緒にいる場面を目撃した。
1月1日の事件当夜、N.N.N氏はH.N.B.T氏とN.T.N.Q氏からヘルメットによる暴行を受け、頭部や目に怪我を負った。
現場には多くの見物人が集まり、その一部がスマートフォンで撮影した映像をSNSに投稿し、これが事件の注目度を一層高める要因となった。
事件後にT氏は「夫とN.N.N氏を5回にわたり不適切な状況で見かけた」と主張していたが、警察の調査によってこれらの主張が事実ではないことが判明したという。
T氏は自身の虚偽発言が事件を引き起こしたことを認めている。
H.N.B.T氏は自らの行動が法律に違反するものであったことを認め、被害者への謝罪を表明した。
さらに、法的処分を受け入れる意思を示すとともに、N.N.N氏の医療費やその他の損害補償に応じる意向を明らかにしている。
一方で、事件に関連する写真や動画がインターネット上で拡散していることに両当事者が懸念を表明し、ネット利用者に対してこれ以上の拡散を控えるように求めた。
ニンキエウ区警察およびニンキエウ区人民検察院は、事件に関与した人物への証拠収集を継続しており、傷害罪と名誉毀損罪、公共秩序乱用罪に基づき起訴の準備を進めている。
警察は事件に関連する画像や動画の無断共有が他人の名誉や尊厳を侵害する可能性があるとして、注意を呼びかけている。
軽度の場合でも、2020年施行の政令第15号および2022年改正の政令第14号に基づき、最大2000万ドン(約12万2920円)の行政罰が科される可能性がある。
さらに、重大な被害をもたらした場合には刑事責任が問われる場合がある。
ニンキエウ区警察は本件に関して、故意の傷害と名誉毀損、公共秩序の乱用の容疑で正式に捜査を開始することを発表している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。