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嫉妬に駆られた男性、薬物使用後に恋人を殺害

2024年07月12日(金)07時00分 公開
嫉妬に駆られた男性、薬物使用後に恋人を殺害

<写真:plo.vn>

 

ホーチミン市人民裁判所は10日、薬物を使用した後に嫉妬に狂い、交際相手を殴打して死亡させた被告に対して、殺人罪で懲役20年の判決を下した。

 

起訴状によると、ゴー・ロン・ハイ・リー被告はタトゥーアーティストであり、被害者のP.N.T.M.さんとは恋愛関係にあった。

 

リー被告はMさんが多くの男性と関係があると疑い、頻繁に嫉妬してはMさんを殴打していた。

 

2023年4月23日12時頃、ズイという名前の顧客がリー被告の店にタトゥーを入れに訪れた際に、薬物が入ったビニール袋を取り出して同被告を誘った。

 

リー被告は薬物の使用を拒否したが、ズイは帰り際に残った薬物を店に置いていった。その後、リー被告は20時頃までMさんと一緒に薬物を使用した。

 

薬物で興奮状態になった2人は眠ることができず、24日午前1時頃まで話し続けた。この際にリー被告は再び嫉妬に狂い、金属製のバックルがついたベルトでMさんを何度も殴打した。

 

Mさんがリー被告に反撃して突進すると、同被告は折りたたみナイフの柄でMさんの頭を強打し、Mさんは地面に倒れた。

 

リー被告はMさんが薬物の影響で幻覚を見ていると思い、Mさんを冷静にさせるためにその様子を携帯電話で撮影した。

 

その後、Mさんはトイレで泣き、リー被告は近所に聞こえないようにテレビの音を大きくして見ていた。

 

約2時間後、リー被告がトイレを確認すると、Mさんは壁にもたれかかり、頭を傾け、足を伸ばして座っていた。

 

リー被告はMさんを食事に誘ったが、反応がなかったため、外へタバコを吸いに行ったという。

 

約30分後にリー被告がトイレに戻ると、Mさんの顔は青紫色に変わり、手足が冷たくなっていたため、病院に連れて行った。

 

病院に到着した後にリー被告は逃走した。検査の結果、Mさんの体には多くの傷があり、心停止および呼吸停止が確認され、医師は警察に通報した。

 

リー被告とMさんの薬物使用行為については、リー被告の供述のみで薬物や使用器具は押収されなかったため、違法薬物使用の罪での刑事処分は不可能であった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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