おすすめのプロモーション
新交通規制の効果、交通違反が約12%減少
<写真:sggp.org.vn>
1月1日に施行された「政令168/2024」に基づき交通違反の取り締まりが強化された結果、全国で17万4650件の交通違反が摘発された。
この件数は施行前の2週間と比較して11.54%減少している。
交通警察局の発表によれば、1月1日から14日までの間に1万7600件近い運転免許の一時停止処分が行われ、955台の自動車と4万9700台のバイクが一時的に押収された。
また、1万2700件の違反に対して運転免許の減点措置が適用されている。
特に多かった違反の内訳として、飲酒運転が3万6000件以上、速度超過が3万7300件、積載量超過が2900件、信号無視が3300件となっている。
同期間中に全国で681件の交通事故が発生し、365人が死亡、453人が負傷した。このうち道路上での事故が677件を占め、363人が死亡、452人が負傷している。
これらの数値は施行前の2週間と比較して、事故件数が347件、死亡者数が94人、負傷者数が301人それぞれ減少する結果となった。
交通警察局は「政令168/2024」が交通違反に対する罰則を大幅に強化したことが、交通参加者の意識向上に大きく貢献していると評価している。
この政令では、信号無視や歩道走行などの違反に対する罰金が大幅に引き上げられた。
たとえば、信号無視や歩道走行の場合、バイクでは罰金が従来の80万~100万ドン(約4960〜6200円)から400万~600万ドン(約2万4800〜3万7200円)に引き上げられた。
自動車では400万~600万ドン(約2万4800〜3万7200円)から1800万~2000万ドン(約11万1600〜12万4000円)に引き上げられている。
交通警察局の代表者は罰則強化の目的が罰金収入を増やすことではなく、道路交通法の遵守意識を高めることにあると強調している。
施行後、赤信号を守るドライバーや歩道を避ける運転者が増え、特に都市部では交通マナーの改善が顕著に見られるという。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。