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テト期間のタンソンニャット空港、ピーク時には15.5万人が利用
<写真:baomoi.com>
2025年のテト(旧正月)期間中、ホーチミン市にあるタンソンニャット国際空港では、2月2日に過去最多となる15万5000人以上の旅客数を記録する見通しである。
ベトナム民間航空局の発表によると、この数値は2024年テト期間のピーク日に比べて4%の増加となる。
2025年テト期間中、タンソンニャット国際空港では1月22日から28日にわたり、1日あたり820~900便のフライトが運航される。
特に1月23日には最も多い901便が運航される一方で、1月28日は823便と最少となる。
また、1月25日と26日には1日あたりの旅客数が約15万人に達し、前年同期比で12.7%の増加を記録する。
テト終了後の1月29日から2月3日にかけても、1日あたり830~900便のフライトが予定されており、2月2日には917便と旅客数15万5000人以上を記録する見込みである。
全体では、この7日間で6100便以上が運航され、約90万人の旅客が利用することが予測されている。前年同時期と比べてフライト数は8.7%、旅客数は4%の増加である。
テト期間中の需要増加に対応するため、ベトナム民間航空局は各航空会社および関連機関と協力し、運航計画や空港運営体制の強化を図っている。
特にタンソンニャット国際空港では、ピーク時の離着陸枠を拡張し、日中で48便/時間、夜間で46便/時間とし、通常時と比較して約18%のスロット増加が実現した。
さらに、各航空会社は機材数を増強しており、2025年テト期間中、国内航空会社が運用する機材数は前年より5機増加し、合計212機に達している。
夜間フライトの運航も拡大されており、ベトナム航空は1500便以上を計画し、これは同社の全供給座席の14%に相当する。
ベトジェットは1590便以上を運航予定で、全供給座席の17%を占める。このような取り組みにより、需要増加への対応を進めている。
ベトナム民間航空局はテト期間中の混雑を考慮し、旅客に対し早めの空港到着を呼びかけている。
国際線は出発3時間前、国内線は2時間前のチェックインが推奨されており、さらにパスポートの有効期限や荷物の規定を確認するように注意を促している。
特に、一部の国では入国条件としてパスポートの有効期限が最低6カ月以上であることが求められるため、旅客には十分な事前確認が重要である。
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