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ベトナム自動車市場、新車中古車ともに低迷
2025年01月27日(本日)07時00分 公開
<写真:cafef.vn>
ベトナムにおける自動車市場は2025年の旧正月(テト)を控え、例年と比べて極めて低調である。
ホーチミン市内の自動車販売店では新車を購入する顧客が少なく、訪問者の多くが車両のメンテナンスを目的としている状況が見られる。
一方で、中古車市場も停滞状態にあり、多くの事業者が売上不振に悩まされている。
新車市場では販売店が大幅な値引きやプロモーションを展開しているにもかかわらず、購入に至る顧客はわずかである。
ホーチミン市内の複数のショールームによると、多くの来店客が新車を見学するにとどまり、実際の契約には結びついていない。
特に2024年末に国内組立車両の登録料50%減免政策が終了した影響が大きく、各メーカーが値下げや無料保険の提供などを行っているが、販売は低迷している。
中古車市場も例年の旧正月前の賑わいが見られず、顧客の減少と価格の下落が進行している。
主要な販売地域であるホーチミン市内の店舗では来店者数が著しく減少しており、一部の業者では数日間顧客が訪れない状況も発生しているという。
中古車価格は20〜30%の下落を見せているが、それでも需要の回復は見られていない。
需要低迷の背景には消費者心理の悪化や規制の影響があるとされる。
交通違反に対する罰金の増加が顧客の購入意欲を削ぎ、また運送業務の収益性低下を懸念して車を手放す人々も増えている。
結果として、家庭利用や運送サービス目的の中古車需要が縮小し、市場全体が停滞に陥っている。
ベトナムの自動車市場は2025年初頭の時点で依然として厳しい状況にあり、この低迷を打開するためには政策的な支援や需要を刺激する新たな施策が不可欠である。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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