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第2頸椎骨折の女子高校生暴行、加害生徒6人に1年間の退学処分
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<写真:lifestyle.znews.vn>
タインホア省で発生した女子高校生による集団暴行事件で、関与した6人の生徒に対して1年間の退学処分が下された。被害者の女子生徒は重傷を負い、第2頸椎を骨折する深刻な事態となった。
タインホア省教育訓練局によると、ノンコン高校およびノンコン2高校は事件に関与した生徒6人に対し、1年間の退学処分を決定した。
処分対象となったのは、ノンコン高校のレ・フオン・D(17)とグエン・ティ・A(17)、ノンコン2高校のグエン・ティ・ゴック・A(18)、グエン・ティ・G(18)、ホアン・ティ・フエン・T(18)、ブー・レー・Tr(18)の計6人である。
2024年10月4日、ノンコン2高校の10A6クラスの女子生徒は帰宅途中に、後ろを歩いていた10A5クラスの生徒が友人と会話しながら笑っているのを見て、自分の悪口を言っていると思い込み口論に発展した。
翌5日の放課後、2人は再び言い争いとなったが、学校の警備員が間に入り、一度は解散した。しかし、その後、タンフック村の地域で暴行事件が発生した。
この際、ノンコン2高校11年生のL.V.G.Nさんが喧嘩を仲裁しようとしたため、6人の生徒に集団で暴行を受け、第2頸椎を骨折する重傷を負った。
Nさんは緊急搬送され、ハノイ市のベトドク病院で治療を受けた。現在は自宅で理学療法を受けながら回復を続けているが、医療機関の診断によると、負傷による後遺障害の影響は23%とされている。
事件についてノンコン郡警察は2024年12月9日、故意による傷害の容疑で事件を立件し、加害生徒6人を被疑者として刑事訴追した。
ベトナムでは近年、未成年者による暴力事件が社会問題となっており、教育機関や当局が対策を強化している。
厳しい処分が下されることで今後の学校内暴力の抑止が期待される。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。