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セクシー系ライブ配信のベトナム人、シンガポールで禁錮刑
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<写真:tuoitre.vn>
シンガポールでベトナム人女性が公然わいせつ行為をライブ配信したとして禁錮3週間の判決を受けた。共犯とされた夫も同様の刑を科された。
現地報道によれば、31歳のN.T.N.L被告と36歳のシンガポール人夫A.C.K.S被告は、20日にそれぞれ禁錮3週間の判決を受けた。
N.T.N.L被告は公然わいせつ行為を行ったことを認め、夫はその行為を助長した罪を認めた。
N.T.N.L被告はTikTokやゲーム配信アプリを通じて頻繁にライブ配信を行い、視聴者からの要望に応じて露出度の高い服装で挑発的な行動をし、投げ銭を得ていたという。
2024年9月27日、N.T.N.L被告は透け感のある服を着用し、シンガポールの住宅エリアのエレベーターホールで挑発的なダンスをライブ配信した。夫は近くで見張りをしていた。
目撃者が証拠映像を撮影して警察に通報し、事件が発覚した。
その後もN.T.N.L被告は露出度の高い服に着替えて不適切な動作を繰り返し、多くの通行人が目撃する状況となった。
警察は同日午後に現場に駆けつけ、N.T.N.L被告を逮捕した。
当初、N.T.N.L被告は容疑を否認していたが、証拠映像を提示されるとわいせつ行為を認めた。
A.C.K.S被告も「服を着ていたためわいせつ行為には当たらない」と主張したが、この弁解は認められなかった。
検察側は事件が平日の昼間に発生し、子どもが帰宅する時間帯でもあった点を指摘した。
行為が公共の場で行われ、多くの住民が目撃せざるを得なかったため「公共の場でのわいせつコンテンツの製作に等しい」と非難した。
A.C.K.S被告は「シンガポールの人々に心から謝罪する」と述べ、家族が事件報道によって大きなストレスを受けていると訴えた。
N.T.N.L被告も経済的困難とベトナムにいる娘の養育を理由に情状酌量を求めたが、裁判所はこれを認めなかった。
シンガポールでは公然わいせつ行為に対して最長3カ月の禁錮刑または罰金、あるいはその両方が科される。
今回の判決は公共の場におけるわいせつ行為への厳格な取り締まりを示すものとなった。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。