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ナタで脅して土下座を強要、恋愛トラブルを巡る事件
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<写真:danviet.vn>
ニンビン省で恋愛トラブルをきっかけに若者グループが相手をナタで脅迫し、サッカー場で土下座を強要する事件が発生した。
地元警察は関係者を召喚し、公然わい乱の疑いで捜査を進めている。
ニンビン省警察によれば、事件は2月22日午後にイエンモー郡カインスオン村のサッカー場で発生した。
被疑者のディン・クアン・ミン(18)は恋愛関係をめぐる対立から、T.A.K(17)に対して不満を抱いていた。
ミンは仲間8人を連れてサッカー場に現れ、試合中であったT.A.Kを脅迫する目的で接近した。
ミンはナタを所持しており、仲間5人とともにT.A.Kをグラウンドの隅に連れ出した。
仲間2人が暴力を振るった後に、ミンがナタを振りかざして脅迫し、T.A.Kに土下座して謝罪するように強要した。
目撃者が仲裁に入ったことで事件は収束し、T.A.Kに怪我はなく、医療機関での治療も必要としなかった。
しかし、この様子を撮影した映像がSNS上で拡散され、地域社会に不安を与えたため、事態を重く見たニンビン省警察が事件の詳細な調査を開始した。
法律専門家のダン・バン・クオン博士によれば、公共の場での脅迫行為は公然わい乱罪に該当する可能性がある。
サッカー場は公共の場であり、そこでの暴力的な脅迫行為は他者の生命や健康を脅かし、公共秩序を乱す行為とされる。
ベトナムの行政違反処罰に関する政令によれば、今回の行為が重大な結果を引き起こしていない場合、公共秩序を乱したとして500万~800万ドン(約2万9250~4万6800円)の罰金が科される可能性がある。
一方、SNSでの拡散により社会的影響が大きいと判断された場合、公然わい乱罪として刑事処分が科される可能性があり、懲役3カ月から7年の刑罰が与えられる。
最終的な判断は捜査当局が事件の背景、行為の詳細、被害者や社会への影響を精査し、被害者の訴えや社会的反響を考慮した上で行われる見通しである。
ニンビン省警察は現在、証拠を収集し、関与者全員に対する厳正な処分を検討している。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。