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カプセルの中身はタピオカ粉、ホーチミンで偽薬製造を摘発
2025年02月27日(木)07時00分 公開

<写真:dantri.com.vn>
ホーチミン市でタピオカ粉を使って偽の医薬品を製造・販売していた犯罪グループが摘発された。
主犯のグエン・スアン・クオン被告(49)と共犯のアオ・ヴァン・ハイン被告(43)を含む11人が起訴され、ホーチミン市人民裁判所が25日に初公判を開いた。
しかし、保釈中の被告1人が出廷しなかったため、公判は3月13日に延期された。
クオン被告は2022年10月からホーチミン市内のカオロー通りに製造拠点を設け、タピオカ粉を主原料に偽薬を製造していた。
2022年12月にホーチミン市8区の駐車場に設けられた2つの倉庫から大量の偽薬と製造設備が発見された。
捜査の結果、クオン被告がハイン被告らに製造・販売を指示していたことが判明した。
クオン被告はゴーヴァップ区の業者からボトルやキャップを購入し、5区でタピオカ粉や脱脂綿を調達していた。
タピオカ粉をカプセルに詰めたり錠剤状に成形する製造工程はハイン被告が管理し、ラベル貼付や梱包にも関与した。
完成した偽薬はフイン・ニャット・コア被告(27)やファム・クオック・クエン被告(46)らを通じて市場に流通させていた。
検察によると、クオン被告は原材料の調達からラベルの印刷、製造・流通までを一手に指揮していたという。
押収された偽薬は正規品に換算すると総額約10億ドン(約585万円)に相当する。
この事件はベトナム国内の医薬品の安全性に対する信頼を揺るがすものであり、当局には流通経路の徹底調査と市場の監視強化が求められている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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