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ハノイで長引く湿潤天候、生活に支障・対策に苦慮する住民
2025年03月07日(金)07時00分 公開

<写真:moitruong.net.vn>
ハノイ市では2月下旬から続く小雨と高湿度の影響で市民の生活に支障が出ており、湿度は連日85%を超え、住宅や家具が湿気に覆われるなど、不快な状況が続いている。
この時期のハノイ市は湿気の影響で住宅の窓ガラスには水滴がびっしりとつき、床や壁も常に湿った状態が続く。
高層マンションも例外ではなく、住民の間では衣類乾燥機の需要が高まっている。
ハノイ市では乾燥機がないと洗濯物が乾かず、所持していない場合はクリーニング店を頻繁に利用することになる。
学生寮では洗濯物を部屋干しする光景が目立ち、コインランドリーも混雑している。
あるランドリー店主によると、この時期の利用客は通常の3倍に増え、機械がフル稼働状態が続く。
高湿度は健康面にも悪影響を及ぼし、特に幼児や高齢者は湿気を好むカビや細菌の増殖によって呼吸器系の疾患やアレルギーのリスクが高まる。
また、湿った路面が滑りやすくなり、転倒事故も発生するため、安全面でも注意が必要である。
ベトナム国家水文気象予報センターによると、この湿潤天候はまもなく収束する見込みである。
3月8日にかけて北部では寒冷前線の影響で気温が低下し、平野部では15度以下、山岳地帯では13度以下の寒さとなると予報されている。
湿潤な天候が終息すれば、ハノイ市民の生活も徐々に正常化するとみられるが、今後も湿気対策が課題となりそうである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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