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北部の気温が上昇、南部では季節外れの降雨
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<写真:suckhoedoisong.vn>
ベトナム北部では寒冷前線の影響が弱まり、今週中に気温が20度以上まで上昇する見通しとなっており、南部では季節外れの降雨が観測される見込みである。
北部は2月7日以降、強い寒気の流入と上空の西風帯の影響により厳しい冷え込みが続いていた。
25の省・市で気温が15度以下となり、最も低かったランソン省マウソン郡では1度、ハノイ市では12度を記録した。
ベトナム国家水文気象予報センターによれば、10日朝の時点で北部は依然として寒気と西風帯の影響下にあり、平地では13〜15度、山岳地帯では13度未満の寒さが続いていた。
米国の気象予報サイト「AccuWeather」の予測では、ハノイ市の気温は17〜21度へと推移し、週末には最高23度まで上昇する見込みである。
また、標高1500m以上のラオカイ省サパ町では、週内に最高気温が10〜20度へと倍増すると予測されている。
中部では、クアンビン省からクアンチ省にかけて11日午前まで降雨が続くが、寒冷前線の衰退に伴い、その後は天候が回復する見込みである。
タインホア省からフエ省にかけての最高気温は16〜22度の予想となっている。
一方、11日から12日にかけて、ダナン市からビントゥアン省にかけては、赤道低圧帯の北上により雷雨が発生する可能性がある。
13日以降は、中部全域で降水量が減少するとみられる。
南部では11日から13日にかけて赤道低圧帯の影響を受け、局地的な季節外れの降雨が予想されている。
気温は比較的穏やかで、南部の最高気温は30〜33度、西原地方は24〜27度となる見通しである。
2025年1月には北部で3回の寒波が観測され、特に1月26日には気温が大幅に低下し、山岳地帯では降雪や氷点下の気温が記録された。
2月も引き続き寒冷前線の影響を受けると予測されており、全国の平均気温は平年並みで推移するが、北中部および中部では平年より0.5〜1度低くなる可能性がある。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。