おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...
女子中学生が集団暴行被害、SNS拡散で問題化
2025年05月30日(昨日)07時00分 公開

<写真:vietnamnet.vn>
ベトナム南部アンザン省において、女子中学生が同年代の生徒から集団暴行を受ける事件が相次いで発生しており、教育現場における暴力の深刻さが改めて浮き彫りとなった。
アンザン省ロンスエン市教育訓練局によれば、20日夜に同市ミータン区に位置する幼稚園前で、グエンフエ中学校に通う6年生の女子生徒が同年代の少女2人から暴行を受けた。
加害生徒らはヘルメットで被害者の頭部を繰り返し殴打し、髪を引っ張ってコンクリートの地面に引きずるという残忍な手口であった。
この様子は約1分間の動画として撮影され、SNS上に投稿されたことで広く拡散した。
被害者と加害者は別々の学校に通っており、事件は校外で発生した。現在、警察が詳細な調査を進めている。
また、アンザン省チャウフー郡でも同様の事件が確認されている。
ミードゥック中学校に通う女子生徒2人が、果樹園内で複数の生徒からヘルメットで殴打される場面が撮影され、17秒間の動画としてSNS上に拡散された。
この事件に関しては、加害者の一部がすでに退学処分を受けていることが明らかになっている。
ベトナム教育訓練省が4月に発表した報告書では、学校内外での生徒間暴力が複雑化している実態が指摘されており、インターネット上の過激なコンテンツや、家庭および学校における管理の不備が主な要因として挙げられている。
アンザン省は現行の懲戒制度の見直しを進めており、「一時的な出席停止処分」の廃止を含めた制度改正を検討している。
教育現場では、こうした暴力行為の再発を防ぐための指導体制の強化と、明確な処分方針の策定が急務となっている。
[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
あなたにおすすめの記事
もっと見る
Loading...
Loading...
Loading...