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手柄を求めた元警察幹部、麻薬密輸から摘発を自作自演

2025年06月05日(昨日)07時00分 公開
手柄を求めた元警察幹部、麻薬密輸から摘発を自作自演

<写真:cafef.vn>

 

ハノイ市人民裁判所は3日、麻薬犯罪の摘発実績を得る目的で自ら麻薬取引を計画・関与したとして、元警察官のグエン・クアン・ヴィン被告(42)に対し、麻薬の不法売買罪で無期懲役を言い渡した。

 

ヴィン被告はフート省ベトチー市警察において麻薬捜査副隊長を務めていた。

 

2024年7月、ヴィン被告はベトチー市に麻薬を持ち込ませたうえで、共犯者らを逮捕し、摘発の手柄とすることを画策した。

 

具体的には、共犯のグエン・ムオイ被告(36)らに資金を提供し、1万2000錠の合成麻薬(メタンフェタミン)をラオスから調達させた。

 

2024年7月15日、ハノイ市バヴィ郡でムオイ被告およびザン・ア・スア被告(42)が現行犯で逮捕され、車両内からは竹の子の瓶詰めに偽装された合成麻薬が押収された。

 

これにより事件が発覚し、ヴィン被告の関与が明るみに出た。

 

裁判所は共犯のムオイ被告およびスア被告に対して、麻薬および軍用銃器の不法売買・所持の罪で死刑判決を言い渡した。

 

また、スア被告に銃器を売却したファン・ア・ヴァン被告(26)には懲役4年の判決が下された。

 

当局の調べによれば、ヴィン被告は自身が指揮する警察の捜査チームに同行し、あたかも合法的な摘発活動としてこの取引を検挙しようとしていた。

 

目的は自らの業績を偽装し、昇進や表彰を得ることにあったとされる。

 

なお、摘発に同行していた上司および他の警察官5人については、ヴィン被告の不正行為に関与した証拠は認められず、処分の対象とはならなかった。

 

 

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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


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