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ベトナム北部の猛暑、観測史上最高を記録
2025年08月07日(本日)07時00分 公開

<写真:dantri.com.vn>
ベトナム北部は8月4日、記録的な猛暑に見舞われ、ハノイ市内のラン観測所で観測史上8月として最高となる40.3度を記録した。
ハドン、バヴィ、ソンタイ、ホアイドゥックなど市内各地や、南部デルタのフーリー(ニンビン省)でも39度を超える気温が観測された。
北部全域では広範囲にわたり4日連続で猛暑が続き、多くの観測点で36~38度を記録した。
市街地では舗装路やコンクリート建物の影響により、体感温度が観測値より2~4度高くなるとされる。
気象当局によれば、今回の異常高温は3つの気象要因が重なった結果である。
西方の高温域から乾燥した熱気が流入したこと、上空1500~3000mにおける風の発散によって快晴が長時間続いたこと、さらに西〜南西風によるフェーン現象が乾燥と高温を助長したことが主な要因とされる。
4日午後1時時点では、ハノイ市と周辺地域の湿度が47~52%まで低下し、強い乾燥感と不快感が広がった。
気象予報によれば、今夜以降は北部の山岳地帯から雨と雷雨が発生し、5日夕方以降には北部全域に拡大、気温は35~36度程度に下がる見込みである。
6日には降雨がさらに増加し、熱波をもたらす要因が解消されると予想されている。
北部では7月に3回の熱波が観測され、平年より0.5~1.5度高い気温が続いた。
8月は月前半を中心に暑さが続くが、月後半には平年並みの気温に戻る見通しである。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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