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ロシアからの訪越客数が急増、直行便再開とビザ緩和が追い風
2025年08月12日(本日)07時00分 公開

<写真:vov.vn>
2025年1~7月のロシア人訪越客数は31万5000人となり、前年同期比で約2.6倍に達した。
欧州市場で首位、かつ全体で最も高い伸び率を記録した。新型コロナ禍以降では最多であるが、2019年の約40万人には及ばない。
急増の背景には直行便の再開がある。
ベトナム航空は5月8日、ハノイ市-モスクワ線を3年ぶりに再開した。
ロシアのアエロフロート航空も2月にホーチミン市-モスクワ線を復活させた。
さらに、中国経由の格安乗り継ぎ便も利用可能となっている。
3月にはロシアを含む12カ国に対し、45日間の無査証入国を認める新制度が施行され、ビザ要件の緩和も追い風となった。
ロシア人観光客は30~50代の家族連れが中心で、15~30日の長期滞在が多い。
ホテルや飲食店、観光施設など地域経済への波及効果は大きい。
温暖な気候や物価に対する高い費用対効果、料理や文化の親和性が人気を支えており、特にオールインクルーシブ型宿泊プランの利用率は70~80%に上る。
観光関係者は、モスクワ以外の都市からの直行便開設、ロシア語対応スタッフの育成、文化・歴史・健康志向型ツアーの開発を提案している。
現在はフーコック島、カインホア省、ムイネーといった南部沿岸部が主流であるが、文化的魅力を打ち出すことでハノイ市やホーチミン市などへの周遊拡大が期待される。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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