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9月下旬に強い台風発生の恐れ、ベトナム本土にも影響か
2025年09月17日(本日)07時00分 公開

<写真:laodong.vn>
ベトナム国家水文気象予報センターによれば、9月下旬にフィリピン東方沖で1〜2個の強い台風が発生し、南シナ海に進入してベトナム本土へ影響を及ぼす可能性がある。
現在、南シナ海中部では熱帯擾乱が発生しており、今後24時間以内に熱帯低気圧へと発達する確率は60〜70%とされている。
ただし、この低気圧が台風にまで発達する確率は10%未満にとどまる見通しである。現時点では、主に雷雨や風速5〜6の強風、海上の荒れを引き起こしている。
さらに、10日間の長期予報によると、フィリピン東方沖では新たに1〜2個の強い台風が発生する見込みが高く、これらが南シナ海に進入し、ベトナムに上陸する恐れがある。
気象当局は台風発生の兆候が確認され次第、3〜5日前を目途に事前の情報発信を行う方針を示している。
10月から12月にかけて、南シナ海では台風や熱帯低気圧の発生数が年間平均4.5個、うち上陸数1.9個の平年を上回る見通しである。
特に10月から11月にかけては、中部地方で中〜大雨が発生するとの予測が出されている。
この時期はハティン省からフエ省、またクアンガイ省からカインホア省にかけての中部沿岸地域において、暴風雨のリスクが高まるとされる。
加えて、10月以降は寒気の活動が強まり、11月から12月にかけてその勢いはさらに増す見通しである。
北部では12月後半にかけて寒波の影響による厳しい冷え込みも予想されている。
気象専門家は中部地域において台風や熱帯低気圧に加え、寒気や高層の東風の影響が重なることにより、記録的な大雨や歴史的な洪水の発生リスクが高まる可能性があるとして、警戒を呼びかけている。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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