おすすめのプロモーション
Loading...
Loading...
Loading...

社会問題化するカラオケ騒音、健康被害の懸念も高まる

2025年11月05日(本日)07時00分 公開
社会問題化するカラオケ騒音、健康被害の懸念も高まる

<写真:tuoitre.vn>

 

ベトナム各地において、住宅街でのカラオケ騒音が深刻な社会問題となっている。

 

早朝4時から深夜に至るまで、大音量で音楽を流す行為が日常的に行われており、住民の平穏な生活が妨げられているという。

 

こうした状況を受けて、当局に対して厳格な対応を求める声が高まっている。

 

トゥードゥック市のタンニョンフー地区では、音量に関する注意をきっかけに、住民が刃物を手に隣人を襲撃するという事件が発生した。

 

この事件を受け、インターネット上では「騒音に苦しまされている」「精神的に限界」といった切実な声が相次いだ。

 

住宅街でのカラオケ利用は、近年「カラオケ村」と揶揄されるほどに常態化しており、特に高齢者や病人を抱える家庭では健康被害への懸念が強まっている。

 

さらに、注意を促した住民が逆に威圧されるといった報告もあり、地域住民間での対立やトラブルが増加している。

 

一部の市民からは、行政アプリ「VNeID」への騒音通報機能の導入や、AIによる自動処理システムの実装を求める声が上がっている。

 

また、専門の騒音対策チームの設置や、通報専用のホットライン開設を提案する意見もある。

 

加えて、欧米諸国の例にならい、住宅地でのカラオケを全面的に禁止すべきとの主張も根強い。

 

この騒音問題は、単なるマナー違反にとどまらず、都市における公共秩序や住民の健康を脅かす重大な社会課題である。

 

今後、住民の訴えに対して政府および地方自治体がどのような対応を講じるかが問われている。

 

 

[© poste-vn.com 2012-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。


行きたいお店を見つける
Loading...
Loading...
Loading...
ホーム ニュース 生活情報 お店探し 掲示板